戦国好きならきっと”ハマレル”名作

もう10年以上前のゲームです。関ヶ原の合戦にしぼったリアルタイムシュミレーションゲームで当時は思いっきりはまりまくりました(笑) このゲームを作ったのはARTDINKというところで、『A列車で行こう』という有名なソフトも作ってます。

ゲームはプレーヤーがまず西軍(石田三成)か東軍(徳川家康)を選択し、次にゲーム開始時期を選びます。
自分で新たな関ヶ原を体感したい場合は、第一部(権謀術数編)の8月15日(16日?)を選択します。ちょうど史実の関ヶ原の1ヶ月前に遡って、開始です。そして、関ヶ原の合戦までに、各武将達に書状を送って武将を寝返らせたり、または関ヶ原の合戦に参加させたり、あるいは敵の軍の城を攻略させて、関ヶ原に参加できないようにさせたり出来ます。
うまくいけばかなり有利な状況で関ヶ原を戦うことが出来ます。
管理人が西軍でやったときは、大阪城の毛利輝元(2万4千)を参陣させて、また東海道筋の堀尾山内一豊も西軍に引き込んで、東海道を通ってくる東軍を遅延させたり出来て、西軍10万VS東軍5万という状況を作り出すことが出来ました。(セーブを多用し、かなりずるい手は使いましたが・・)

第一部でのやり取りでも十分に楽しめますが、第二部の合戦もちょこちょこ動き回る各兵隊(ちゃんと鉄砲隊、弓隊、騎馬隊、足軽がいます)が敵軍を攻撃したり、されたりと見てるだけでも結構面白い。また、史実では1日で合戦が終了したものの、ゲームではお互いに生き残れば続きます。 また戦況や内応の約束に応じて裏切りも発生しますし、2日目以降になると、遅れてきた武将なども到着してきます。

はじめてこのゲームをやると特に第二部の合戦に関しては、有利な状況でも結構やられます。うまく休息をとらせて、後方に移動をさせて、新たな軍を敵軍に当てていくことが重要です。攻撃ばかりさせるとすぐヘバッてしまいますから、簡単に大将の首だけ持っていかれます・・
これに管理人はよく泣かされました。2万近く軍勢が残っているにもかかわらず、ヘバッテ大将の首だけ取られる・・。

簡単そうにみえますが、慣れないとうまく操作できません。この点はリアルタイムなので、仕方ないところなのですが、まずはゲーム速度を一番遅くして、重要な場面では一度ゲームを止めてから考えた方がいいでしょう。

あと第二部からもはじめることが出来、この場合は史実どおりの布陣で始まります。
でもこの場合、西軍だと結構厳しいです。


かなり古いゲームで対応しているOSが限られる場合がありますから、もし購入される場合はまず一度問い合わせてみるといいでしょう。

■購入は右記ショップより⇒ベクターPCショップ
■詳しい商品説明など⇒ 関ヶ原 ARTDINK BEST CHOICE
関ヶ原ARTDINK


参考サイト

レトロゲームアーカイブ決定版『関ヶ原』
ゲームの内容等。


参考書籍

百姓から見た戦国大名 ちくま新書
この本を読むと、戦国当時の百姓達のイメージが変わるかも知れません。百姓達は決して殿様に頭を下げてばかりいて、弱弱しく生きていたのではないことが分かり、また当時の合戦の多くが領民を飢餓から救うために行われたと読み取ることが出来ます。当時、多くの一般庶民は餓えていたんですねぇ・・・。かなり参考になります。

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百姓から見た戦国大名 (ちくま新書)
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関連サイト

戦国時代の合戦データベース
姉妹サイト。だいぶネタつきましたが(笑)、日本各地の戦国合戦について簡単に紹介しています。
氏別合戦表
武田氏
桑原城の合戦より〜田野の合戦
織田氏
小豆坂の合戦より〜


みんなで作る戦国マップ

戦国合戦マップ
yahoo! my map 利用

動画でお城、古戦場

当サイトで撮影したお城、古戦場を動画で紹介。Youtube版。