『絶望の要塞』Sharpe’s Siege

storycast

 


ストーリー

1813年、スペイン、フランス国境。フランスの激しい抵抗のため一進一退のイギリス軍。そんなときウェリントンの元へ、フランスの貴族マケール伯爵が訪れる。彼はブルボン朝に忠誠を誓っており、ナポレオンとは敵対しているとのこと。そしてボルドーの民衆はすでに反乱を起こす寸前にあり、イギリス軍の加勢があれば、一気に民衆が蜂起するから、軍を引き連れて来ないか?と提案してくる。

 

その提案に伯爵の城を提供してくれればオッケーとウェリントンが言うと、現在その城はフランス軍が使用している言われてしまい伯爵の提案を断りかけるが、見取り図を作成するということになり、それならやる価値はあるということでシャープとバムフィルド率いる皇太子義勇連隊を派遣することになる。

 

皇太子義勇連隊を率いるバムフィルド大佐は経験の浅い若い将校で、シャープの援護無しで城を占領しようとするが、大きなダメージを受けて一時撤退。その様子を見ていたシャープの率いる第60ライフル連隊はハーパーの虫歯を利用して、城内に潜入し、城をのっとることに成功する。

 

とりあえず城の占拠に成功し、手柄を独り占めすべくバムフィルド大佐はシャープとライフル連隊を追い出してしまうのだが、そのときにデュコー少佐扮するアーコン町長とマケール伯爵がやって来て・・・。

 

感想その他もろもろ

今回の話ではロス少将とジェーンが熱病にかかります。おそらくこの熱病とはマラリアのことでしょう。
この当時のヨーロッパではマラリアが結構流行していたようです。
そしてこの特効薬がキニーネ。かなり高額な薬だったらしく、実際に貴族でなければ手に入らなかったようです。

 

今回の舞台
フランス・ボルドー周辺。今回シャープ達はボルドーを少し西にいった海岸沿い付近にあるマケール伯爵の城を目指します。しかしその間にウェリントン本隊は・・・