『消えた大隊』Sharpe’s Regiment

storycast

 


ストーリー

1813年、スペイン。シャープとサウスエセックス隊は果敢にフランス軍に戦いを挑むものの、抵抗激しく苦戦し、サウスエセックス隊は負傷兵が多くなり、戦力は低下していた。補充兵を期待するシャープだが、将軍の参謀、ロス少将より補充は見込めないどころか、サウスエセックス隊が解隊の危機にあると知らされ、シャープとハーパーはイギリスの陸軍本部へと向かうこととなる。

イギリスへ到着し、補充兵がいるかどうか確認してみると書類上では700名近くいることになっていたのだが、歩兵養成所に到着してみると、老いた兵や傷ついた兵ばかりが10名程度しかいなかった。
どうなってるの?とばかりに調査をしていくうちに、シャープとハーパーは命を狙われることになり、無事ではあったが二人は死んだ振りをして調査に乗り出す。

 

調べていくうちに、兵を補充するための募兵活動を行っていることが分かってきた。
シャープとハーパーは偽名を使って、募兵に加わり新兵として練兵所で訓練を受けながら調査。するとシマーソンが裏で糸を引いていることが分かってきた。さらには、陸軍大臣フェナー卿までつるんでいたのだ。

 

そしてシマーソン、練兵所の責任者のガードウッド大佐達がサウスエセックス隊の補充兵にするための新兵を、お金で売買していることを突き止めた。どおりで補充兵がやってこないはずである。

 

彼等の悪行を公表して、補充兵を戦地へ派遣しようと試みるがまだかっこたる証拠を掴んでいない・・。
シャープはサウスエセックス隊の解体の危機を乗り越え、兵を補充し、共に戦うことが出来るのか?

 

感想

今回の『消えた大隊』の話、面白いです(笑)シャープ、ハーパーは補充兵を確保するためにイギリスへ戻り、とあることから歩兵育成所へと紛れ込むわけですが、そこでの訓練シーンが結構よくって、映画『フルメタルジャケット』ばりに罵声を浴びせて鍛え上げるんですよ。笑えます。
それになんとか新兵を確保するために民衆を騙したりするんですが、これは実際にもそうだったようです。

 

今回の舞台:イギリス-ロンドン
補充兵を確保すべく、シャープとハーパーはロンドンの軍司令部へと。