5:裁判
アイフル、シンキからは頻繁に電話、郵便で『裁判するぞ!どうするの?』みたいな
内容が届いていましたが、実際に裁判になったのは、アコムでした。
当時はもううんざりしてしまうぐらい、催促の郵便、電話がかかっていたこと、仕事がうまく決まらず稼げないこともあり、かなり精神的に参って封筒を開く、また電話をとる気力もないような状況でした。
あるとき、封筒をあけて整理してみると、アコムから裁判の告知の郵便が混ざっていました。またまたビビリます。すぐにアコムに電話をしました。
しかしながら、もう間に合わないということで裁判所から連絡があるとのことでした。ドキドキしながら待っていると写真のような内容のものが裁判所から届きました。
被告:飯島 徹夫・・・最初はものすごく悪いことをしてしまったという罪悪感に苛まれました。思い悩んでいても始まらないので、色々と調べました。
無料の法律相談みたいなものにも参加しました。
あくまで弟が調べてくれて言っていたことですが、裁判から消費者金融の利息は止まります。そして、答弁書を提出から実際の裁判までは約1ヶ月あります。 答弁書をもらってから実際の裁判までは約2ヶ月間ありました。この間はアコムからもちろん催促の電話、郵便は止まります。確かそれは違法な筈ですが、詳しくはサイトでお調べ頂ければ分かるかなと思います。
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裁判当日、月々の支払い方法などは考えながら向かいました。
裁判所に着いて、まず会議室みたいなところで、アコムの司法書士?と裁判所の担当官
と含め3人で話し合いとなります。そして、当時アコムは月々約1万4,5千円の支払い
だったのですが、自分の当時の状況なども話をして最初の半年は8千円にして、それから
残りは1万5千円づつ毎月払いますと伝え、支払いは当時毎月20日だったのを月末ということで話をしてみました。 アコム、アイフル、シンキの今までの担当者からだとこの条件での支払いはまず不可能だったので、もう少し支払額を値上げされるかと思いましたが、あっさり
と「分かりました」との返事・・。ホットしました。ここで実質的な話が終わります。
そのあと、○○法廷というところに行って(よくドラマであるような)
最後に裁判官が「これで終わります」みたいなことで終わっちゃいます。この間約5分と
いったところでしょうか。おそらく100万にも満たない(実際は50万にも満たない額だが)訴訟では最初の会議室での話し合い(調停?ど忘れしました)で終わることが多いのではないでしょうか??
よほどどちらかが、無理を言わない限り。
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印象としては、思っていた以上に重い感じではなく、淡々とした感じでした。
それなりに自分の思っていたとおりの返済で解決しましたし。
一方アイフルとシンキはというと、あれだけ裁判とか言っていたにもかかわらずうまく裁判にせず
なんとか利息をきっちりというか、引き伸ばし引き伸ばしで利息を貯めていこうという感じが正直しました。
もし今これを読んでいる方の中で、消費者金融に裁判するぞ!と言われている人がいましたら、裁判にしてくださいと言った方がいいと思います。 もちろん言い方というか話のもって行き方もあると思います。消費者金融側が裁判するよりもまだ取れると思ったら、あくどい場合は裁判をせずに、利息を取り続けることを考えます。 ちょっと後ろめたいとか恥ずかしいとかあるかも知れませんし、家族に知られたくないという人もいるかも知れませんが、返済のメドがちゃんと立っていないとドンドン状況は悪くなります。高いグレーゾーン金利(30パーセント弱)ってかなりの高金利です。利息が利息を呼び膨れ上がり、下手をすると元金以上に払う羽目になる可能性すらあります。
それを考えるとアコムは最初は冷たく感じましたが、結果的にはちょっと良心的な気すらします。
(グレーゾーン金利にはちょっと?がつきますが) シンキ、アイフルは結局どうなるのか・・
....(次項へ)
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