『狼の報復』Sharpe’s Battle

storycast

 


ストーリー

1813年、ピレネー地方。イギリス軍はフランス本国へ侵攻すべく、ピレネー山脈付近にまで迫ったが、フランス軍も必死に抵抗を続けていた。

シャープ一向は補給隊の援護を任されていたのだが、途中道に迷ってしまい補給部隊と合流することが出来ず物資を奪われてしまったことを知る。
その物資を取り戻すべく跡を追っていくうちに、とある村へと到着しゲリラの襲撃を受けるが、これを撃退。

 

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ガラの悪い狼旅団。お一ついかかが?

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パーキンスとミランダの恋。

 

シャープを襲ったゲリラは狼旅団と呼ばれるフランスの指揮下にある軍隊で、片目のルー准将が率いていた。そして暴行をはたらいていた狼旅団の兵士を捕らえて処刑したシャープはルー准将に狙われることになる。

 

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一騎打ち!古い人間とお思いでしょうが・・

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健気なカイリー夫人。笑顔が素敵。

 

その頃、ウェリントンの元へフェルナンド王からカイリー大佐率いるスペインの選りすぐり兵隊を派遣すると連絡が入る。実戦経験の乏しいアイルランド人兵士ということで、シャープを教練将校とし、前線へ送ってスペイン兵を追い払おうとする。
スペインの”おもちゃの兵隊”の訓練を任されたシャープは、本腰で一流の兵隊にすべく頑張るのだが、敵の流言に惑わされ、スペイン兵からは逃亡が相次ぐ。

 

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選ばれし者、最大のピンチ!

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恨みをはらすハーパー。

 
しかしシャープのマジで熱く情熱のこもった訓練のおかげで、カイリー大佐やスペイン兵達も次第に心を開いていく。
そしてとうとう、狼旅団がシャープ達のいる砦へ攻めてくる。

 

感想

スペイン軍とイギリス軍はこの頃、残存しているフランス軍を一掃するべく一緒に戦っていたわけですが、決して仲良しではなかったらしいですね。
今回のお話ではイギリス軍を手助けするべくスペインのカイリー大佐がやってくるんですが、ウェリントンはいきなり追い払おうとします。
確かにちょっと前までは敵同士だったということもあるし、仕方がないとはいえ、”おもちゃの兵隊扱い”されるカイリー大佐の軍はちょっと可愛そうな気がします・・。