どっちが強い?
フランス軍を率いる皇帝ナポレオン、イギリス軍を率いる将軍(後元帥)ウェリントン。彼等は同い年なんですね。
ドラマ『炎の英雄シャープ』ではフランス軍は弱く、いつもシャープにやられっ放しで(笑)ナポレオンの強さは分からないんですが、彼が皇帝に登りつめる事が出来たのは、彼の軍隊が強かったから。
運も味方したのかもしれないけど、神がかり的に彼の率いた軍隊は勝ち続けました。
一方のウェリントン。彼に関しては詳しい資料が少なかったけど、全体的に堅実な戦いをする人だったのかな?という印象です。彼も勝ち戦を重ねて、陸軍元帥(1813)にまで登りつめます。
戦国武将に例えるならナポレオンは上杉謙信タイプ、ウェリントンは武田信玄タイプといった感じでしょうか。
実際に彼等が直接対決をしたのは、1815年のワーテルローの戦いです。
ご存知の通りこの戦いでナポレオンは敗北し表舞台から去ることになります。
この戦いについては、いろんな人が本やホームページで書いています。
ワーテルローの戦いではナポレオンの戦術の特徴である、相手の戦力が整うまでに撃破するということが出来ず、フランスのグルーシー元帥の追撃を振り切ったプロイセン軍が側面を攻撃してフランス軍は敗走することになる。
第4次川中島の合戦によく似てる(笑)
ところで『炎の英雄シャープl第14話ワーテルロー』ではどのようになっているかと言えば・・・・、まぁそれはご覧になった方が良いと思うので、詳しくは書きませんが、
シャープとウェリントンが大活躍します(笑)プロイセン軍はいたの?って感じになっているんですよね。。
さて実際にはどっちが強い?ということになると、ワーテルローで勝ったウェリントンに軍配を上げざるおえないかもしれないが、お互いの状況を考えると、ウェリントンは戦う前から有利だったように思えるんですよ。
かなり大雑把に例えるなら、2008年の野球の巨人がウェリントン率いるイギリス軍、楽天がフランス率いるナポレオンって感じと言えるんじゃないかな?(笑)読売ジャイアンツ同様、当時のイギリスの経済力は他を圧倒していましたしねぇ・・。
同じ条件で雪合戦でもさせないとどっちが優れた戦術を使うのか・・・、正直わかりません。
『炎の英雄シャープ』で見るワーテルローの戦い
フランス軍、騎兵の猛攻
ラ・エイ・サントの攻防
フランス軍、親衛隊(老近衛隊)を投入
反撃に転じるイギリス軍
ワーテルローの戦いマップ
実際の戦場はワーテルロー南南東5kmのモン・サン・ジャン(Mont Saint Jean)というところで、『モン・サン・ジャンの戦い』とも言われている。