ストーリー
1813年、スペイン。ウェリントン将軍はスペインの残存兵を一掃し、フランスへの侵攻を目論んでいた。
シャープとライフル部隊、そしてサウスエセックス隊はフランスの大荷車部隊を襲い、大量の略奪品と捕虜を確保できるはずであったが、仲間であったロッド軍曹が裏切ってしまい、略奪品をもって脱走してしまう。
帰路につくシャープと選ばれし者達。
略奪した金貨を見せつけるロッド軍曹。
脱走兵を見捨てて、帰路に着くシャープ一向。途中の廃村で憲兵のエアーズ中尉と会う。
このときにシャープの仲間だったスキリコーンが鶏1羽を略奪したとしてエアーズ中尉に捕まるのだが、シャープは廃村だから略奪にはならないと突っかかる。
しかし結局は縛り首となってしまう。ほとんどエアーズの言いがかりと言って良い。ウェリントンもちょっとやり過ぎとあきれてしまう。
ウェリントン将軍の親戚がやってくる。
可愛い子ちゃんに見とれる二人。
そんなときイギリス軍が駐屯しているところへ二人の女性がやってくる。彼女達はウェリントンの親戚で、ベス・ニュージェントと娘のエリー。彼女達がやってきた目的は、ベスの夫、ウィルを探して欲しいというものだった。もちろんウェリントンに断れてしまう・・・
そして今度は時代遅れの甲冑を身に着けた男がウェリントンに会いに来る。彼は怪しい宗教を信じているゲリラのリーダー”エル・カスコ”という人物。彼は先日脱走した、ロッド軍曹達を捕虜にしていたのだ。そして捕虜の交換としてベーカー・ライフルを要求し、シャープと選らばれし者と因縁のあるエアーズ中尉らが捕虜と銃の交換へと向かう。
しかしそのシャープの任務に、ウェリントンに黙ってベスとエリーが着いて来てしまう。
シャープ、エアーズは無事に任務を果たせるのか?エリーとベスは夫を取り戻すことができるのか?
シャープが慰めているところを・・・。
エアーズに目撃されちゃう(笑)
感想
シャープとエアーズ中尉とのやり取りが見ていて楽しめます。
しかしまぁ鶏一匹捕まえて縛り首はやりすぎかと思うけど、貴族にとっては下級兵士は虫けら同然だったんでしょうね。
日本の戦国時代も足軽、雑兵の品行もかなり酷かったようですが、このころのヨーロッパの兵士達も相当酷かったようです。
そんな荒くれ共の集まりだから、”見せしめ”ということでそれぐらいしないとなかなか統率が取れないという側面もあったのかもしんないね?