『ヨークシャーの闇』Sharpe’s Justice

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ストーリー

1814年、英国。ナポレオンとの戦争が終結し、シャープはイギリスへと戻った。すぐさまジェーン、ロセンデールに奪われたお金を取り戻そうと思うが、新たな任務に付くことになってしまう。
シャープとハーパーはヨークシャーへと向かった。その地はシャープの生まれ故郷である。
戦争が終ったというものの、兵士は職を失い、また戦争の物資を作っていた者達も、物が売れなくなった影響で、労働者の賃金は下げられ、庶民の生活に響いていた。
なんのための戦争だったのか?

 

労働者達のギリギリの生活は戦争が終っても変わらず、彼等の不満は爆発寸前だったのだ。
それを鎮圧するために、軍の経験、名声共に申し分ないシャープがヨークシャーで工場経営して儲けているパーフィットに雇われたのである。しかしなぜヨークシャーになったかといえば、これはロセンデールの企みで、出来るだけジェーンと居るロンドンから離そうとしたのだ。

 

ジェーンと仲良くしていたある日、ロセンデールに一通の手紙が届く。それは土地を相続できるという内容のもので、一瞬これでシャープに金を返すことが出来ると思ったが、皮肉なことにその土地はシャープが赴任した場所のご近所であった。
しかしシャープへの借金の返済、それにジェーンと優雅な暮らしをするためには行くしかない。

 

一方シャープは労働者達がトルーマンという扇動者と集会を開くという情報を聞く。トルーマンは賞金のかかっている男である。シャープ、ハーパーそしてパーフィットの息子ウィッカムと共に鎮圧へ向かうことになるのだが・・・。